身体の状態を丁寧に確認し、健康を守るためのさまざまな検査を行っています。
血液検査

血液検査は、体の中の状態を詳しく調べるための基本的な検査です。少量の血液を採取して、貧血の有無、肝臓や腎臓の働き、コレステロールや血糖値、炎症の有無などを確認します。自覚症状がないうちに異常を見つけられることもあり、健康維持や病気の早期発見に役立ちます。検査項目によっては、正確な結果を得るために食事を控えていただく場合があります。
尿検査

尿検査は、腎臓や膀胱の状態、体の代謝の様子などを調べるための基本的な検査です。
尿に含まれるたんぱく、糖、血液成分などを調べることで、腎臓病、糖尿病、膀胱炎などの早期発見につながります。より正確な結果を得るため、採尿の際はできるだけ中間の尿を採っていただくようお願いしています。体調が気になる方は、早めの検査をおすすめします。
レントゲン検査

レントゲン検査は、体の内部を画像として確認する検査です。胸部や腹部、骨などを調べることができ、肺炎や心臓の異常、骨折などの診断に役立ちます。放射線の量はごくわずかで安全に受けていただけます。検査は短時間で終わり、痛みもありません。撮影した画像をもとに医師が詳しく説明し、今後の治療や健康管理に役立てていきます。
骨密度測定

腰椎や大腿骨に微量のX線を照射し、骨密度を正確に測定します。検査台に仰向けに寝たまま数分で終了し、痛みはありません。放射線量は非常に少なく安全性が高いため、骨粗鬆症の診断や治療効果の判定に広く用いられています。結果は数値で示され、年齢や基準値と比較することで骨折リスクを評価します。
超音波検査

検査する部位にゼリーを塗り、プローブという超音波深触子を軽くあてます。調べたいところをリアルタイムにモニターで見ながら観察していくので、1回の検査で非常に多くの情報を得ることができます。レントゲンやCTとは異なり、被爆する心配もなく安全に繰り返しできる検査です。当クリニックでは腹部、心臓、甲状腺、頸動脈の領域を行っています。
※女性技師が対応いたします。
心電図

心電図検査は、心臓の筋肉から発生する微弱な電気信号を拾い上げ、波形として記録したものです。患者さんに電気を流して行う検査ではありませんのでご安心ください。この検査は不整脈、胸痛、動悸、呼吸困難、失神などの診断、あるいはその経過観察のために行います。不整脈の有無や種類、虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞、心肥大、心筋症などの病気がわかります。
※女性技師が対応いたします。
血圧脈波

動脈の血管壁の硬さやつまりといった血管の状態を調べる検査です。仰向けに寝ていただき左右の上腕、足首に血圧測定用のカフを巻き、胸には心音用マイクを装着します。血圧測定を4ヵ所同時に行い、何度か繰り返します。所要時間は10分程度と身体への負担が少なく簡単に測定できます。
24時間心電図

心電図を24時間記録することにより不整脈や狭心症の有無を診断します。動悸がする、たまに胸痛がある、不整脈があるけど心電図検査で異常なしと言われた、検診の心電図で要精査と言われた、などの場合に有用な検査です。胸の5か所に電極を貼りつけ、小型の心電計を携帯し普段通りの生活をしていただきます。翌日に再度来院していただき取り外します。
肺機能検査

肺がどれくらいの空気を取り込み、どれくらい吐き出す力があるのか、換気の機能を調べる検査です。喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎など、呼吸器疾患が疑われる場合に行います。息切れ、呼吸困難、咳や痰が続く、ゼイゼイするなどの症状がある場合はご相談ください。
新しい呼吸機能検査機器を導入しました。より正確で安心な検査が可能になりました。