「睡眠」の「質」を高めることが重要であると説明させていただきました。
「質」を高めようとしても、なかなか眠れない人もいるかと思います。
日本人成人の約20%が慢性的な不眠(国民の5人に1人)、
男性37.7%・女性43.0%が睡眠の質に満足していないという報告があります。
「睡眠」に対する悩みはとても多いこと言えます。
眠れない時の対処法について記載していきたいと思います。
少しでも役立てるよう、実体験も含んだ内容を記載していきます。
①ストレスを解消し、入眠するようにする。
⇒不眠症の方は、何らかのストレスや緊張から入眠できないことが多いようです。
ストレスを解消し入眠するように工夫してみましょう。ストレス解消法として、「瞑想」「アロマ」「ツボ押し」等があります。
ご自身にあったストレス解消法やリラックス法を見つけてみましょう。
②食事をかえて栄養素をしっかり補給、睡眠ホルモン分泌を増やす。
⇒トリプトファンという栄養素が睡眠ホルモンを増やすと言われています。
トリプトファンとは、たんぱく質の中にあるアミノ酸です。
▶牛乳、豆腐、納豆、かつお、マグロ、豚ロース、牛ひき肉、鶏レバー、鶏むね肉、アーモンド、バナナ等
また、ビタミンB6も効果があると言われています。
▶かつお、マグロ、鶏ひき肉、鴨肉、ニンニク、唐辛子
更にGABAも睡眠効果とストレス抑制効果があるそうです。
▶トマト、ジャガイモ、かぼちゃ、キャベツ、みかん、ぶどう、玄米等
上記を意識して摂取してみてください。
③「モノトナス」の法則
⇒刺激を少なくし、モノトナス(単調な状態)にすると良いとされています。
退屈な環境を作ると、「睡眠」を誘発できるそうです。
④寝具選びを妥協しない
⇒枕やマットを自分に合ったものを選択するのも良い方法かと思います。
オーダーメイドはお金がかかりますが、投資してみるのも手です。
⑤眠る時だけベットや布団に入るようにする
⇒眠くなった時だけベットに入り、睡眠以外にベットを使用しないようにしてください。
睡眠目的でベットを使うというルール決めをすると良いとされています。
⑥愚痴等の話を聞いてくれる人を探す
⇒「うん、うん」と共感してくれる人を探して、不安なことや愚痴を吐き出してください。
ストレス発散に繋がりますが、スッキリすることで、不眠材料を解消してくれます。
⑦公園や海等、自然を感じる場所でゆったり過ごす。
⇒自宅にいるとつい色々なことを考えてしまい、ストレスを生みます。
「また眠れないな」等、考えてしまうとより眠れない
方向へ導かれますのでなるべく外で何も考えない時間
や環境を作りましょう。