2020年2月29日
下宿町会主催 健康教室2020
令和2年1月19日(日)に、当院において下宿町会からの依頼による健康教室を開催させて頂きました。
当日は天候に恵まれ、12名の方に参加して頂きました。
ありがとうございました。
第一部
第一部は理学療法士の松井による『歩行』をテーマに講座を行いました。
悪い歩行とは?
良い歩行とは?
そもそも歩行とは?
参加者の方は首を縦に振りながら真剣に聞いておりました。
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歩行に必要な要素として『筋力 柔軟性 バランス 感覚』がありました。
その中で筋力低下を示唆する〈サルコペニア〉という言葉があります。
サルコペニアとは
筋肉の量が減少していく老化現象のことです。25~30歳頃から進行が始まり生涯を通して進行します。
主に不活動が原因と考えられていますが、そのメカニズムはまだ完全には判明していません。
サルコペニアは、広背筋・腹筋・膝伸筋群・臀筋群などの抗重力筋において多く見られるため、
立ち上がりや歩行がだんだんと億劫になり、放置すると歩行困難にもなってしまうことから、
老人の活動能力の低下の大きな原因となっています。
eヘルスネット(厚生労働省)より
サルコペニアの簡単チェック方法
❶指輪っかテスト
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東京大学高齢社会総合研究機構 飯島勝矢:フレイル予防ハンドブックより 引用
➋片脚立位テスト
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・床から5㎝程度足を持ち上げる
・8秒以上可能で〇
❸5回立ち上がりテスト
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・両手で胸の前で組む
・5回連続で立ち座りを行う
・10秒以内で〇
3つのテストを行い、一つでも当てはまるとサルコペニアの疑いがあると言われています。
第二部
第二部は参加者の『歩行年齢』を測定しました。
これは歩幅(二歩)を測定して身長で割る計算で算出します。
参加者全員の歩行年齢を測定し、実年齢より歩行年齢が高い方、逆にすごく若い方など様々でした。
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第三部
第三部は『ストレッチ&運動』を行いました。
腕や足など全身を使ったストレッチを4種類
バランスを取りながらの筋力トレーニング3種類
約20分かけて全身を動かしていきました。
会場の雰囲気↓
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以上の3部構成で開催させて頂きました。参加者の皆様お疲れ様でした。
今後も地域の皆様の健康を支援していきたいと思います。