「代謝」について

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「代謝」について

今回は「代謝」についてお話いたします。

よろしくお願いいたします。

 

そもそもよくきく「代謝」とはなんでしょう?

 

 

①「代謝」は体の中の化学反応のこと。外界から取り入れた物質を使って行われる化学反応のこと。

「代謝」

異化たんぱく質や糖質、脂質等を分解する反応、ATPを作り出す。
同化生体の中で物質を合成する反応。

体内にある酵素の働きで化学反応を起こし、分解・吸収される。体内に吸収された栄養素は、体を動かすエネルギーや体を作る材料となる。

 

②60兆個の細胞が日々生まれ変わる

人間は約60兆個の細胞で成り立っている。この細胞は、日々更新が行われている。

1ヶ月で40%生まれ変わる。
皮膚1ヶ月で生まれ変わる。
胃の粘膜3日間で生まれ変わる。

 

 

③生命維持に必要なエネルギー「基礎代謝」

「基礎代謝」とは、生命を維持していくために必要な最低限のエネルギーを指す。

体温を保つ、内臓や心臓の働き、呼吸等、消費されるエネルギーの合算をいう。

 

④生活により差が出る「活動代謝」

「活動代謝」は、仕事や運動といった日常生活で消費されるエネルギーを指す。
デスクワークや日頃運動をしない人は、活動代謝が低くなる。

 

⑤食事誘導性体熱生産は酵素の働きを助ける

食事誘導性体熱生産(DIT)は、食事中や食後、体が熱くなったりすることをいう。
たんぱく質30%、糖質と脂質の7%が熱に変わる。つまり、たんぱく質をしっかりとることが重要である。

 

代謝が下がると。。。

太りやすい👇
免疫力が下がる👇
体温が下がる👇
体調の悪化👇
自律神経の乱れ👇

等々いろいろな症状がでてきますので代謝を上げましょう。
 

一番消費を担っている代謝ってなんだと思いますかー?

そうですね。「基礎代謝」

なんと代謝の6割を担っている基礎代謝。
基礎代謝をあげることが健康に繋がるという解釈になります。
さらにさらにその基礎代謝の中で一番代謝を担う臓器って何かわかりますか?

そうですね。

「肝臓」です!

もちろん代謝をあげるには筋肉をつけることをお勧めしますが、
肝臓の機能を活発化させるのも重要であると思います。

ここで「肝臓」を少し触れておきます。

「肝臓」⭕500種類以上の代謝作業をこなす臓器

糖、脂肪、たんぱく質を代謝、合成
アンモニア、間接ビリルビン、薬物などの分解、排泄
胆汁を分泌

 

等々
生体を維持するのに最重要なのが肝臓であると言えます!

今回は簡単に「代謝」を説明しました。
まとめると

  • 代謝は生体を維持していくために必要であり、健康には欠かせないワード。
  • 代謝をあげることで免疫力や体温が上がり生命維持機能が活発化される。
  • 代謝を促進させることで老廃物の排出や細胞の更新、自律神経も調整され治療効果も格段にあがる!              

※色々な意見がありますので参考程度にしてみてください!

 

恩田メディカルクリニック リハビリテーション科