「新型コロナウイルス」による環境の変化により、
体調の崩れ・不調になる方が多いといわれています。
危機感を感じ、『健康』に対する悩みが多くなったことと思います。
当院では、新企画として令和3年6月より「無料個別相談」を実施しています。
一般の方々を対象に、20分間個別でお身体や健康に対する悩みを伺っております。
理学療法士として答えられる範囲で、アドバイスや支援をしています。
今回、サンライトパストラル七番街の理事の方からお声がけいただき、
『出張個別相談』を実施しました。
日時:令和3年11月30日㈫・12月14日㈫ 9時~12時
場所:新松戸にあるサンライトパストラル七番街(なないろホール)
人数:1日6名 計12名
【会場】
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
栄養面や身体の硬さ、痛み、どのような運動が適しているか等、
それぞれお悩みがあるご様子でした。
また、健康に対する意識がとても高く、とても良い刺激となりました。
【実際の風景】
一部相談・アドバイス内容をお伝えさせていただきます。
【実際の相談内容】
相談1:現在の体重が適正かどうか
腹部の脂肪が減りづらいためどうすればよいか
回答 :
現在の体重が適正かどうかに関しては、BMIを測定し、
ご自身でわかるようにお伝えしています。
BMI=体重(kg)/身長×身長(m) 例)67kg/1.82×1.82=20
BMIとは、ボディマス指数と呼ばれ、肥満度を表す体格指数です。
腹部の脂肪については、原因がいくつか考えられます。
①腹部周囲や内臓の冷えや血流量の低下
②骨盤等の身体の歪み
③基礎代謝が低下、余ったエネルギーが
内臓脂肪として蓄積
④脂質や糖質過多、栄養バランス不良
⑤筋肉量の低下
⑥運動量の低下 等
これらの原因の中からその方に当てはまる所を
pick upし、アドバイスをさせていただきました。
例えば、運動面で言えば、脂肪燃焼には有酸素運動が必要です。
運動を行う順番や種類の選択も重要となります。
まずは大きな筋肉である背中や太ももの筋力トレーニングをゆっくり実施してから、
ウォーキング等の有酸素運動を行うと効率が良いと言われています。
相談2:食事は特に何を気にすればよいか
バランスが良い食事は難しい
回答 :
『バランスが良い食事』というのは、なかなか難しいのが現状です。
【まごわやさしい】
ま→豆類 ご→ごま わ→わかめ等海藻類 や→野菜類
さ→魚類 し→しいたけ等キノコ類 い→いも類 を
必ず取り入れる意識をしていただきます。
食事において大事なことは、
①【まごわやさしい】を意識して毎日取り入れる
②食べ過ぎないようにする(適正カロリー量の把握)
③糖質や脂質は質の良いものを摂取する(GI値)
④タンパク質をしっかりとる(1食あたり20g程度)
⑤野菜をたくさん摂取すること(1日350g目標)
⑥3食摂取すること(夜の炭水化物は控えめに) 等
たくさんあげられます。
簡単にできるところから行ってみてください。
また、人それぞれ改善すべき点が異なりますので、
その方にあったアドバイスを行っていきます。
どの栄養素が不足している/過多しているか
不足している栄養素が含まれるおススメ食材は何か等、
それぞれ異なります。