続いては、「免疫力を高める」方法をお伝えします。
日常生活で取り入れることができる簡単なものもありますので、是非取り入れてみて下さい。
①「笑う」
笑うことでIgA(免疫グロブリンA)やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)等の免疫細胞が活性化するという研究結果が得られいます。
確かに日頃笑っている人は、体調を崩さないイメージがありますね。
②質の高い睡眠
「何時に寝るか」より「寝るべき時間に寝ているか」が重要と言われています。
免疫細胞であるNK細胞は、夜10時~深夜2時に活性が低下するため、その時間は「寝るべき時間帯」と言えます。
③ストレスを貯めこまない
過度なストレスは、自律神経が乱れ、免疫細胞の働きが弱まります。
ストレスを貯めないように、前向きな気持ちを持ったり、好きなことをしたり、
気分が良くなることを具体的にイメージする等、工夫をしましょう。
④体温36.5℃以上を維持
体温が1℃下がると免疫力が30%下がると言われています。
身体が生み出す熱の30~40%は筋肉で作られます。
筋トレをする、湯船につかる、冷たいものを食べない・飲まない等、低体温を防ぎましょう。
⑤バランスのとれた食生活
コレステロール値が低すぎると免疫力が下がるため注意し、タンパク質や食物繊維をしっかり摂取しましょう。
また、全粒穀物90g(パン2枚、シリアル1皿相当)以上摂取すると、感染症や心疾患などの発症リスクが低下したという報告もあります。
噛むことも免疫力upのカギ、一口あたり30回を心掛けましょう。
⑥激しすぎる運動控えめに、適度な運動を
激しい運動をすると免疫力が急激に低下するので注意して下さい。激しい運動をする人の方が風邪にかかりやすいとも言われています。
汗を軽くかく程度の適度な運動、ジョギングやウォーキング、軽い筋力トレーニングは、
免疫力アップにつながるので積極的に行いましょう。
⑦1日15分の日光浴
起きたらすぐ日光浴を行うことをお勧めします。
太陽光を浴びると、
Ⅰ.ビタミンD生成による骨粗鬆症の予防
Ⅱ.覚醒スイッチ、自律神経整い免疫力アップ
Ⅲ.セロトニン分泌によるうつ病の予防や不眠症改善等の効果があると言われています。
以上、7つご紹介させて頂きました。
簡単にできるものも多いと思います。
生活に取り入れ、免疫力アップを目指していきましょう。